BAYCAMPは、2010年の夏の終わりに、1997年フジロック以降の大型ロックフェスにちょっとだけうんざりした大人達有志が、ロックから受ける衝動的なドキドキとワクワクを体感出来る、新たな尖ったロックイベントを首都圏で開催したいという意思のもと、ベイエリアを拠点に年に2回、冬は屋内・夏は野外でしかもオールナイトでというコンセプトでスタートさせる。
その第1弾イベントは2011年2月12日(土)にディファ有明にて『BAYCAMP 201102』として8時間ぶっとおしで開催。一部のロックファンには、刺激を与える手応えを感じつつ終了。そして3月の震災の影響もあり、開催が出来るか危ぶまれる中、川崎市をはじめ、運営に関わるすべての協力チームのもと、新天地・川崎市東扇島東公園にて、2011年9月10日(土) 首都圏初の都市型・野外オールナイト・ロック・イベント『BAYCAMP2011』として開催するにいたる。快く賛同してくれた日本のロックシーンを代表するアーティスト達と会場である東扇島東公園周辺の素晴らしいロケーションにも助けられ、15時間に及んだこのイベントは、大盛況のうちに終了。BAYCAMPの名がロックファンに本格的に足跡を残した。
さらに2年目に突入した2012年冬のBAYCAMPは引き続き川崎の地にて、2月11日(土)『BAYCAMP 201202』をCLUB CITTA’にてオールナイト開催。今後の日本のロックシーンをリードしていくであろうアーティスト達のラインナップに反響を受ける。
そして2年目の夏は、再び東扇島東公園にて9月8日(土)『BAYCAMP 2012』を開催。イベント自身初のチケットソールドアウトと大盛況となった。
2013年以降、冬のベイキャンプとともに 前年度の経験を活かし、多方面でバージョンアップに成功し、一部のBAYCAMPフリークのおかげもあって、着実にイベントスタイルを確立。しかし、3周年となった2014 年の夏は過去最高動員という形で迎えられたにも関わらず、初の悪天候というコンディションに遭遇し、過去にないほどの幕切れで終了となる。ある意味伝説のワンシーンとでもいうべく、アーティストとオーディエンスが一体となって、イベントを最後までやり遂げようという旗のもと感動的なフィナーレを迎える事になりました。
2015年のBAYCAMPの夏は、過去、最高のラインナップともいうべき、充実したラインアップが集結。BAYCAMPから新たなシーンの代表が多数あらわれるなど、イベントの意義を再確認することができた。最大の課題ともいうべく、シャトルバス問題を緩和する意味も込めて、無料シャトルバス化に踏み切ったものの、致命的なトイレ問題により、またもは、課題を残す結果に。
そして、いよいよ今年5周年という節目で、大盛況に終えた冬を受けて、この夏、最高に音楽シーンを盛り上げるべく、首都圏唯一といっても過言でないオールナイト野外ロックイベントであるBAYCAMP2016 は、さらに過去最大のミッションをたてるべく、ドキドキとロックを未来に投下する。
BAYCAMP 実行委員