今年のBAYCAMP 2017は、終了となりました。ご参加いただいた全ての皆さまのおかげで無事開催することができました。本当に感謝いたします。

今年の試みとしてとして、初開催以来、ずっと2ステージ1DJステージというスタイルでやってきましたが、7回目にして、初の4ステージ制を導入いたしました。全てを見てもらいたいという願いからずっと3ステージにこだわってきましたが、もう少しゆったりとした進行と参加させたい、参加したいという方々が年々増えていることもあり、思い切って、トラックステージでるMOROMIステージを誕生させました。
実験的ではありましたが、今後を担うロックの新生たちに、たくさん出演してもらうことができました。今回の最大の収穫は、ここにいる出演陣が参加してもらえたこと。来年の音楽シーンを引っ張っていくべきアーティストたちが、次なるステージでライブパフォーマンスをしてもらいたいと思っています。結果、過去最大の出演アーティスト数になってしまったので、各アーティストの演奏時間が長くなることはありませんでした。

 

ドキドキとロックだけを発信する首都圏唯一のロックイベントとして、オールナイトでの開催をマストに続けておりますが、こちらも川崎市を始め、オールナイトクルーや、各方面のご協力があって、継続的に開催できているだけで、いつダメになってしまうかもわからない部分が多々あります。

今回もたくさんの笑顔を、たくさんの声を聞くことができました。初であろう天気にも恵まれて、開場から終演まで、ノンストップ18時間という長丁場のロックイベントは、ヘッドライナーであるBIGMAMAを持って終了。10周年イヤーにふさわしい感動的なライブパフォーマンスとまた素晴らしい朝焼けを見ることができました。夏の大型フェスの醍醐味としては、ラストの花火をもって夏の終わりを感じことができますが、毎回BAYCAMPでは朝焼けをもって、真夏の夜の夢は終わりました。

 

今年も数々のドラマが各ステージで感じることができました。この会場でしか味わえない瞬間がなんども繰り返されたと思います。

これまでの歴史において、おそらく一番ストレスの少ない、自由度の高いイベントになれたんではないかな。そう思っている反面、2度と行きたくないと思ってしまった方もいると思います。たくさんの課題が、新たに生まれたのも事実です。反省会はこれから、後日報告いたします。

 

そして、来年も絶対開催したいと思っております。この空間をキープしつつ、8回目開催実現にむけて、新たに初心の気持ちで向かってまいります。
ご期待ください。

 

BAYCAMP 実行委委員会　代表
青木勉　(ATFIELD inc.)

2017.9.11